夜間清掃のメリットと業者に依頼するときのポイント
オフィスを清潔に保つためには業者による清掃は必要不可欠ですが、日中業務をしている間に清掃するのは、なかなか難しいこともあります。
そんなときに便利なのが夜間清掃です。夜間であれば従業員がいないタイミングで清掃できるので、業務の妨げになることもありませんし、日中清掃しにくいところも夜間に清掃できます。
本記事では、夜間清掃のメリットや夜間清掃を業者に依頼する際のポイントについて解説します。
- 目次 -
夜間清掃の3つのメリット
会社のオフィスなどの夜間清掃には、以下に挙げるようなメリットがあります。
- 日中には清掃できないところも清掃できる
- 業務の妨げにならない
- ほかの会社の人を気にする必要がない
それぞれについて、説明します。
1.日中には清掃できないところも清掃できる
日中のオフィスには当然従業員がいるので、机やキャビネットといった仕事の最中に利用するようなところの清掃は行えません。
しかし夜間清掃であれば、従業員がいないタイミングで清掃することができるので、日中だと清掃するのが難しい場所でも清掃できます。
日中の清掃だけだと、清掃できるところとできないところで清潔さに差が出てしまいますが、夜間清掃をすることで満遍なくきれいにすることが可能です。
2.業務の妨げにならない
清掃を業務時間に行うと、清掃の様子が気になって業務に対する集中力が削がれてしまうこともあります。
業務時間外である夜間に清掃を行えば、清掃作業が業務の妨げになってしまう心配はありません。
3.ほかの会社の人を気にする必要がない
会社によっては、ビルの同じフロアにほかの会社が入っていることもあると思いますが、そのような場合、日中に清掃をするとほかの会社にも気を遣う必要があります。
清掃によって音やニオイが出る可能性がある場合は、あらかじめほかの会社に「本日清掃に入ってもらうのでご不便をおかけするかもしれませんが…」と事情を説明しておかなければなりません。
夜間清掃の場合はほかの会社に気を遣う必要なく、清掃してもらうことが可能です。
夜間清掃を業者に依頼するときの3つのポイント
上述したように夜間清掃にはいくつものメリットがありますが、実際に夜間清掃を業者に依頼する場合には、いくつか注意点があります。
夜間清掃を業者に依頼するときのポイントとしては、主に以下のようなことが挙げられます。
- 音やニオイには注意してもらう
- 通常料金より割り増しになる可能性がある
- 清掃内容によっては対応してもらえない場合もある
それぞれについて、説明します。
1.音やニオイには注意してもらう
清掃をする際には音が出てしまうことがありますが、日中ならさまざまな雑音に紛れて気にならないような音でも、静まり返った夜の場合は響き渡ってしまうものです。
また、清掃に使う洗剤のなかには独特なニオイがするものもありますので、できればあまりニオイが気にならない洗剤を使ってもらうようにしましょう。
オフィス街で夜中に人がほとんどないような場所であれば、音やニオイのことをあまり気にする必要はないかもしれませんが、近くに民家があるような場合には要注意です。
2.通常料金より割り増しになる可能性がある
夜間清掃の料金体系は業者によって異なります。日中であっても夜間であっても同じ料金で清掃してくれるところもあれば、夜間は割り増し料金になるところもあります。
業者を料金で比較する場合は、料金の割り増しの有無をきちんと把握して、適切な料金で比較するようにしましょう。
3.清掃内容によっては対応してもらえない場合もある
清掃内容によっては、夜間清掃では対応してもらえない可能性もあります。
たとえばオフィスの内部を清掃するのは、日中であっても夜間であってもそこまで大きな違いはありません。
しかしオフィスの外部の清掃、たとえば高層ビルの外窓の清掃などを夜間に行うことには、大きな危険がともなう場合もあります。
そういった内容の清掃については、引き受けてくれる業者と引き受けてもらえない業者に分かれるので、そのことも踏まえて依頼する業者を決めなければなりません。
夜間清掃を依頼する場合は料金や清掃内容がポイントになる
従業員のいない夜間に行われる清掃には、日中では清掃できないところを清掃できる、業務の妨げにならないといったメリットがあります。
音やニオイには日中に清掃を行うとき以上に注意してもらったうえで、割り増し料金の有無も含めて依頼する業者を決める必要があります。
清掃内容によっては夜間清掃では引き受けてもらえない可能性もあるので、事前にしっかりと確認しておきましょう。