店舗清掃は高圧洗浄でピカピカに
買い物をする時に、店舗の床がピカピカに磨かれているのは気持ちの良いものです。清潔感もあり、その店への信頼感が増します。逆に長い間くすんだような床は印象がよくありません。
ところで、いつもお客さんで賑わっているあの店舗、いったいいつどうやって清掃しているのでしょうか。
実は毎日店員が清掃しているのとは別に、プロの業者が一定のサイクルで専門的な技術を駆使して店舗清掃しているのです。
期間や時間は店の事情によってそれぞれ違います。飲食店ですと開店前や開店後に行なわれます。
また、ユーザーの要望によっては定休日に行なう場合もあります。
いずれにしても店の営業に影響を与えないように配慮して日程や時間が組まれるので、店側も安心ですね。では、実際の清掃の様子をコンビニを例に見てみましょう。
コンビニは原則として24時間営業です。
そこで店舗清掃はお客さんの少ない深夜に行ないます。営業時間中ですからあまり時間を掛けていられません。そこで威力を発揮するのが高圧洗浄機です。
まず移動できる備品はできる限り外や、バックヤードと呼ばれるスペースに移動します。
障害物を除いたところで洗浄液を撒いて一気に高圧洗浄で汚れを取り除きます。この段階ですでにかなりきれいな床に回復。このあと洗浄によって出た黒っぽい水を手早く処理していきます。
プロの仕事ですので、この間実にスピーディーでいつの間にか終わったような印象。そして仕上げは、特殊なワックス液を使ってピカピカに仕上げていきます。
ここでは多少時間を掛けて入念に作業が行なわれますが、その間も別の作業員が窓ガラスを磨いたり余念がありません。
深夜とはいえ営業時間内なので、手順の良さが求められるのですね。そして、扇風機を使って床を乾かし、作業後は備品をもとの位置に戻して終了。
清掃のサイクルは店の方針によって違うようで、毎月行なう店もあれば、特殊なコーティング作業を施し3~4か月に1度という店もあります。あとは店員によって日々のメンテナンスを行なっていくことになりますが、ダスタークロス、モップ、バフマシンとできる限りの努力はしますが、高圧洗浄と同じ効果とはいきません。
やはり一定のサイクルでプロによる店舗清掃が必要なことがわかります。
以上はコンビニの例ですが、飲食店からはこのほかにレンジフードなどの清掃の要望もあるようです。
業種によってさまざまな対応が可能とのことですので、自店の特徴に合わせた清掃プランを相談してみるとよいでしょう。